競泳 松田、決勝でLRに身を包みV…「最後まで迷った」

6日に行われた競泳・ジャパンオープン男子200mバタフライ決勝で、松田丈志さんが着用した水着は、自らが所属するミズノのものではありませんでした。ミズノからの正式な了解が得られないままでしたが、世界記録をいくつも生み出しているスピード社の水着「レーザー・レーサー」を着用し出場したのです。この件について松田さんは「葛藤はあったし、最後まで迷った」としながら、「日本代表として最善を尽くすため、思い切った」と話されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080606-00000014-maip-spo
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所属しているミズノからの正式了解がないままでの「レーザー・レーサー」の着用は、本当に迷ったことでしょう。何といっても、後で契約やお金の問題が出てくる可能性だってありますもんね。けれどオリンピック開催年である今年に樹立された、個人種目の世界記録18個のうち17個がスピード社のレーザー・レーサーを着用した選手であるという事実は、五輪のために練習を重ねてきた選手や関係者にとって無視できないのは当たり前ですよ。試してみたくもなるでしょう。

レーザー・レーサー着用の結果、松田さんも、山本貴司選手がアテネ五輪で銀メダルを獲得したタイムを0秒14短縮する日本新記録をマークしました。ですから今回の松田さんの決断が、これまでレーザー・レーサーが気になっていた他の選手達に、大きな影響を与えたようです。平泳ぎの北島康介さんを指導する平井伯昌コーチが「松田君が日本新を出してくれて、みんなの後ろめたさがなくなった」と話すように、このあと泳いだ選手達はレーザー・レーサーを着用し、次々と日本記録を更新させたのです。やはり、どの選手達にもレーザー・レーサー着用の迷いがあったのでしょうね。

水着で好記録が出るのなら、4年に一度であるオリンピックに使用させてあげたいですね。ピークを五輪に合わせるのは大変なことでしょうから、できればベストな状態で、戦わせてあげてほしいと思います。それにしても水着開発というのは大変な御苦労があるのでしょうが、競泳における水着の影響がこれほどまであるなら、「IOCが一社を採択」または「素材の基準を厳しくする」等、各選手が同一の条件で泳げる措置をしなくても公平といえるのでしょうか。各社やIOCのお金や競争といった事情はあるでしょうが、選手にこんなことで煩わせていいのか疑問を感じました。