問題集から長文が消える 著作権で引用できず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080525-00000960-san-soci

「問題集は営利目的だから、著者からの許可が下りない」ということは、
数年前から小学校の問題集でも指摘されていました。

これは著作権上の問題から、「教科書」や「教師が打ち直したテストやプリント」は著者の許可がいらないのに対し、「問題集や業者テスト」に文章を掲載する場合、著者の許可と著作権料が必要だからです。

権利に対する意識が低かった時期は、問題集などに長文を無断で掲載する業者が多かったようで、これに対抗するため日本ビジュアル著作権協会(JVCA)が活動したことは当然の経緯だと思います。
けれども、教育に使用する著作物に訴訟という手段が使われることに、どうしても違和感を感じてしまうのは私だけでしょうか。

それに赤本を買って勉強をしようにも、過去問が載っていないという情況の受験生は、本当に気の毒です。
この問題の解決のためには、すべての業者が「今後は必ず著作権料を払う」と著者に約束する必要があると思いますけれども、中小の出版社や塾もきちんと支払いが可能なのか疑問が残ります。

どうも解決には時間がかかりそうで、その時期が「受験が終わってからでは遅い」という学生の声が聞こえてきそうです。
けれど事は教育そして子どもたちに密接に関わる問題です。
どうか迅速に、将来のためになる解決策を模索して欲しいと思います。
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